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Selected Works

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水上飛行機

(水上機,Seaplane)

水上飛行機とは,水面にて離発着できる航空機です.北米や欧州をはじめ世界の沿岸域や島嶼地域,湖沼などにおいて水上機による航空輸送が行われています.日本でも,戦前から昭和40年頃まで,西日本を中心に水上機による航空輸送が行われていましたが,航空機の大型化・ジェット化,陸上空港整備の進展に伴い,水上機の姿を見ることがなくなりました.
 水上機は,機体の構造から大きく2つのタイプがあります.


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フロート水上機

(Float plane)

車輪の代わりに浮体(フロート)を装着し,水上ではフロートによって機体の重量を支え,水上にて離発着が可能な航空機です.


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飛行艇

(Flying boat)

機体そのものが浮体構造で,水上では艇体によってその重量を支え,水上にて離発着可能な航空機.わが国では新明和工業(株)が製造しているUS-2を海上自衛隊が保有しています.


なお,車輪も装着した水陸両用で離発着できる飛行機(Amphibian)もあります.

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水上空港

(Seaplane base)

水上空港とは,水上機が離発着する基地です.旅客の乗降や貨物の積み下ろし,水上機整備などを行います.
水上機は,水上空港以外の水面においも離着水が可能です.日本では,航空法第七十九条において,「航空機は、(中略)水上にあつては国土交通省令で定める場所において、離陸し、又は着陸してはならない。」とあり,省令での定めがないことから,どこの水面でも離着水できることになっています.